
肌寒い日が増え、本格的な冬の到来を感じる今日この頃。
スープや鍋料理などあたたかい食べ物が恋しくなる季節です。
今回の特集では、冬の間、楽しく快適に過ごせるようなうつわの使い方をご提案します。
01.
土鍋を活用する

土鍋は、炊飯器やステンレスのお鍋と比べて、火入りが遅いのが弱点。その分、ゆっくりとあたたまることで素材の美味しさをたっぷり引き出してくれます。
ふたを開ければ、炊きたてのお米の香りに、家族みんなが自然と集まってきます。
土鍋は熱伝導力が低く、保温力に優れているので、おひつがわりにしてもOK。ふんわり柔らかいお米を長く楽しめます。
ごはんが炊ける土鍋
ごはんをよそうお茶碗



土鍋でコトコト煮た小豆を、白玉やフルーツと一緒に楽しみませんか?
あたたかい小豆は、体をじんわりとあたためてくれます。
しっかりと蒸したいときは、ふたに開いている空気穴を菜箸や丸めたアルミホイルで塞いでください。
熱がじっくり食材にまわって、自然な甘みをしっかり閉じ込めたまま調理することができます。
おやつを盛り付けるうつわ
02.
鍋料理を楽しむ

みんなで囲むあたたかいお鍋は、冬の醍醐味。
土鍋のまわりに並べるうつわ選びも楽しみのひとつ。
ひとりひとつ、みんなが片手に持てるサイズのとんすいは、少しだけ深さのあるものを選んでスープまでよそうことができるように。
がら入れ、おたまの置き場所などフレキシブルに活躍してくれる小さいサイズの器も必要です。ちょこちょこと薬味やおつまみを乗せた豆皿を用意すると、お鍋のまわりが賑やかになります。
お鍋の材料を盛り付ける大きなうつわも欠かせません。あっというまになくなってしまうけど、具材を綺麗に盛りつけてスタートに備えましょう!
とんすいのうつわ

薬味のうつわ

大きなうつわ

03.
おせち料理をつくる

みんなを招く機会の多いお正月。いつもよりゆったりとお料理を楽しむ方も少なくないはず。
お気に入りの重箱があれば、丁寧に手作りしたおせち料理を盛り付けるのも一層楽しくなりますね。


m.m.d.の重箱
