箸供養とは?日本の食文化を支える「箸」に感謝を伝える行事

毎日の食卓に欠かせない「箸」。
日本人にとって最も身近な道具ですが、使わなくなった箸をついそのままゴミ箱に捨ててしまうことも多いのではないでしょうか。
「大切に使ってきたものをただ捨てるのは少し抵抗がある…」という方に知っていただきたいのが「箸供養」という行事です。
この記事では、箸供養とは何か、その意味や行われる時期についてご紹介します。
箸供養とは?

箸供養(はしくよう)とは、折れたり古くなったりして役目を終えた箸を、ただ廃棄するのではなく、寺社で供養して感謝の気持ちを伝える文化のことです。
食事の道具として私たちの命を支えてきた箸に「ありがとう」と祈りを込め、丁寧に送り出す儀式ともいえます。
箸供養の方法・行われ方
箸供養は主にお寺や神社で行われます。供養の方法は場所によってさまざまですが、一般的には以下のような流れです。
- 供養したい箸を寺社に持参し、所定の箱や祭壇に納める
- 読経や祈祷を通して箸を供養してもらう
- 場所によっては、火にくべて清める「焚き上げ」を行うこともある
持参だけでなく、郵送で受け付けているところもあります。
実際に箸供養をしてみたい場合は、行事を行っている寺社に確認するのがおすすめです。
箸供養の意味
日本には、古くから「物に魂が宿る」という考え方があり、長く使った道具を供養する文化が根付いています。
箸供養もそのひとつで、使い捨てではなく「箸を大切に扱う心」や「食べ物を粗末にしない感覚」を次の世代へ伝える役割を果たしています。
特に箸は、食べ物と自分自身をつなぐ大切な道具。
供養を通じて「いただきます」「ごちそうさま」という食への感謝の言葉を、改めて意識するきっかけにもなります。

箸供養が行われる時期
箸供養は一年を通して行われる場合もありますが、特に「箸の日」に合わせて実施されることが多いです。
- 8月4日(箸の日):「8(は)」「4(し)」の語呂合わせから制定
- 11月11日(箸の日):数字の「1」が箸の形に見えることから制定
どちらも「日々の食を支えるお箸に感謝する日」とされていますが、必ずしもこの日だけではなく、各地域の寺社によって独自の時期に行われることもあります。

まとめ
箸供養は、私たちが日々何気なく使っている「箸」に改めて感謝を伝える日本ならではの行事です。
ものを大切にする心や「いただきます・ごちそうさま」の精神を改めて思い出させてくれる文化でもありますね。
食文化を支える大切な道具に手を合わせることで、自分たちの暮らしを見直すきっかけにもなります。
もし身近な地域で箸供養の行事があれば、ぜひ一度足を運んでみてください。
長く使ったお箸に感謝して送り出すことで、次のお箸も大切にしようという気持ちが自然と生まれますよ。

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