だるまの色と飾る場所 ― 意味から選ぶ最適な置き方ガイド

縁起物として広く親しまれてきただるま。
色のバリエーションが増えた現代では、「どの色にどんな意味があるの?」「どこに飾ればいいの?」という疑問も多く寄せられます。
この記事ではそんな素朴な疑問に応えるために、だるまの色ごとの意味やおすすめの飾る場所、目的から逆引きする“色×場所”の選び方などをまとめてご紹介しています。
目次
だるまは色でどう変わる?基本の考え方
だるまは本来「赤」や「黒」が一般的でしたが、現代では目的や願いごとに応じて色を選ぶ楽しさが広がっています。
色は「どんな願いを込めたいか」の象徴。
大切なのは、自分が“しっくりくる色”を選ぶことです。
だるまの色ごとの意味
白
意味:目標達成、合格祈願、大願成就、新しいスタートなど
向いている人:新しく何かを始める人、受験生、再チャレンジしたい人
置き場所:デスク、勉強スペース、玄関(新たな門出)
白は“余白”や“純粋さ”を象徴する色。
白の“リセット感”との相性が良く、転職・受験・新生活など、新しい挑戦のスタートにぴったりです。
また、雑念を払い目標に向かってスッと集中しやすい環境づくりにも向いているため、勉強机や作業スペースに置くと「今日やるべきこと」に意識が向きやすくなります。
黒
意味:商売繁盛、事業繁栄、厄除けなど
向いている人:経営者、個人事業主、新規プロジェクトに挑む人
置き場所:オフィス、店舗、仕事部屋、レジ横
黒は「強い意志」や「不動」の象徴。
仕事運や事業運に強く、集中力と継続力を後押しします。トラブルや悪い流れを跳ね返す「守り」の意味もあり、プロジェクトを安定させたい時に効果的です。
商売繁盛の象徴として用いられる色でもあるため、店舗であればレジ横やカウンターに置くと「お客さまとの良い流れ」を作るアイコンに。
赤
意味:必勝祈願、家内安全、開運吉祥、魔除けなど
向いている人:勝負ごとに挑む人、家族を守りたい人、運気を底上げしたい人
置き場所:リビング、家族の集まる空間、玄関
古くから最もスタンダードな色。迷ったら赤、と言われるほど万能なカラーです。
生命力や活力の象徴で空間の“気の巡り”を整える赤は、家族が集まる場所に置くことで、家庭の明るさ・安心感を支える存在になります。家内安全や家庭運を整えたい時に最適です。
金
意味:金運上昇、成功運、財運、栄誉
向いている人:資産運用を始める人、昇進・受賞を目指す人
置き場所:金庫付近、オフィス、西(風水で金運の方位)
華やかで一気に場が締まる色。スペシャル感を出したい贈り物にも。
金は“豊かさが実る”ことを象徴する色でもあり、商談・投資・独立準備など、未来の成功を意識したい場に向いています。目標を書いたボードの近くに置くと、気持ちの高まりとともに行動の後押しをしてくれる存在に。
銀
意味:才能開花、感性、未来志向、新境地
向いている人:クリエイター、アーティスト、転職・新分野に挑む人
置き場所:制作スペース、書斎、ひらめきがほしい場所
金とは違う“静かな輝き”を持つカラー。
銀は「直感」や「洗練」を象徴し、柔らかな光のニュアンスが思考をクリアにしてくれる色でもあります。新しいアイデアを求める時や、自分自身の才能を伸ばしたいタイミングにそっと寄り添う存在として人気です。
青
意味:学業成就、仕事運、判断力、集中
向いている人:勉強中の人、冷静さを保ちたい人、数字を扱う仕事の人
置き場所:デスク周り、書斎、会議室
白と迷ったら「集中」に強い青が選ばれることも。
気持ちの浮つきを抑え、冷静に物事を判断したい時に役立ちます。コツコツ積み重ねが必要な勉強・資格取得・事務仕事などとの相性が良く、静かに“やるべきことに向き合わせてくれる”存在です。
緑
意味:健康運、成長、安定、長寿
向いている人:家族の健康を願う人、安定した生活を築きたい人
置き場所:寝室、キッチン、子ども部屋
安心感のある自然な色。
緑は「芽吹き」や「調和」の象徴で、心身のバランスを整える色としてもよく知られています。家族の健康や日々の落ち着きを大切にしたい時に向いており、とくに寝室など“リラックス”が必要な場所に置くと穏やかな空気を作ってくれます。
黄
意味:金運、コミュニケーション、ポジティブさ
向いている人:職場の人間関係を整えたい人、営業職の人
置き場所:リビング、人が集まる空間
金運のイメージが強い色。
明るい黄色は場をパッと華やかにし、人との会話や交流をスムーズにする“潤滑油”の役割をしてくれます。営業や接客の仕事をしている人、家庭内の空気を明るくしたい人にぴったり。視界に入るだけで気持ちが前向きになるカラーです。
ピンク
意味:恋愛運、縁結び、人間関係改善
向いている人:結婚したい人、出会いを求めている人、対人ストレスを和らげたい人
置き場所:寝室、玄関(良縁の入り口)、ドレッサー周り
かわいらしい印象でギフトにも人気。
ピンクは「優しさ」や「調和」を象徴し、恋愛運だけでなく、家族や友人との関係を柔らかく整えてくれると言われています。気持ちがギスギスしがちな時の心のクッションとしても役に立つ色です。
紫
意味:精神性、直感、高貴さ
向いている人:自分と向き合いたい人、特別な願いを秘めている人
置き場所:書斎、静かな場所
深い色は「特別感」がほしい時に。
紫は古来、神聖な儀式や祈りの場にも使われてきた色で、気持ちを内側へと向かわせてくれます。集中して考えたいことがある時や、自分の軸を整えたいときにふさわしいカラーです。
オレンジ
意味:活力、仕事運、前向きさ
向いている人:新しい挑戦をしたい人、落ち込みやすい人
置き場所:デスク、リビング
元気をくれるビタミンカラー。
気持ちを明るくしたい、日々のモチベーションを上げたいという時に頼れる色です。新しい環境に慣れたい時や、周囲の人とポジティブな関係を築いていきたい時にも一役買います。
目的から選ぶ:色×飾る場所の逆引きガイド
目標達成を後押ししたい
→ 白 × デスク・書斎(または勉強スペース)
理由:
白は「リセット」「純粋な意志」を象徴し、集中や新しいスタートを促します。目標を書いた紙をそばに置いておくと意識が続きやすくなります。
家族の安全・平穏を願う
→ 赤 × リビング(家族が集まる場所)
理由:
赤は古くから家内安全や魔除けに使われる色。家族の中心となるリビングに置くことで“場の安心感”を補強します。
商売繁盛・客足を呼び込みたい
→ 黒 × 玄関(または店舗入口/レジ周り)
理由:
黒は「守り」と「安定」を象徴し、商いの場で悪い流れを防ぎつつ繁栄を願う色です。入口やレジ横に置くのが定番です。
試合・試験・プレゼンなど勝負運を高めたい
→ 赤 × 玄関の内側(出発前に目に入る位置)
理由:
勝負の「火力」を高める赤は、出かける直前に視界に入る場所に置くと気合や集中力を促します。
運気を新しく整えたい・リフレッシュしたい
→ 白 × ワークスペース/玄関
理由:
白は“清め”の色。環境を一新して気持ちを切り替えたいときに有効で、出入り口(玄関)や仕事場の目につく場所に置くと効果的です。
事業の継続や長期計画など、安定した成長を願う
→ 黒 × オフィスの奥側(業務を進める中心部)
理由:
継続的な守りと落ち着きをもたらす黒を、日常的に業務が行われる場所に置いておくと「土台」を強くするイメージになります。
家庭の縁・良縁・人間関係の円滑化を願う
→ 白または赤 × 玄関 or 居間の目につく場所
理由:
玄関は「人の出入り」を司る場所。白で新しいご縁を招き、赤で家の雰囲気を明るく保つ、といった使い分けができます。
“組み合わせ”で叶える理想の飾り方
白 × 赤|目標達成 × 開運の“基本セット”
学業・受験・新生活の贈り物に。
赤 × 黒|家内安全 × 商売繁盛の“守りの組み合わせ”
家庭と仕事の両方を整えたい人に。
白 × 黒|目標達成 × 事業運の“集中モード”
フリーランスや経営者に人気。
白 × 赤 × 黒|バランスの良い“フルセット”
願いごとが複数ある時に。一番フォーマルで飾りやすい組み合わせ。
よくある質問(FAQ)
Q. だるまはどっち向きに置くの?
A. 基本は「自分の方を向ける」。
願いを込める対象(自分)を見るように飾るのが一般的です。
Q. 複数のだるまを同時に飾ってもいい?
A. 問題ありません。
色によって願いが違うため、組み合わせるとより自分らしい祈願になります。
Q. 目入れはどうやってするの?
A. 簡単に言うと「願いを込めて片目→達成したらもう片目」。
詳しい手順やポイントは、以下の記事でご紹介しています。

願いを込めるだるまの目入れ文化とは?左右の違いと供養のかたち
Q. 使い終わっただるまはどう処分すればいい?
A. 感謝を込めて手放すのが基本です。
寺社でのお焚き上げ、地域の神社への持ち込みなど方法があります。
詳しくは以下の記事でまとめています。

縁起物の正しい処分方法とは?割れたものも安心して手放すコツ
まとめ
だるまは色ごとに込められた意味が異なり、その色が象徴する願いに合わせて、飾る場所を選ぶことで効果的に心の支えとなってくれます。
白は新しいスタートや目標達成を後押しし、落ち着いたスペースと相性の良い色。
黒は仕事や事業の安定と成長を象徴し、集中したい場所や業務の現場で頼もしい存在に。
赤は家族の安心や空間の巡りを整える基本の色で、家庭の中心となる場所に置くと力を発揮します。
色の意味と置き場所を知ることで、だるまは単なる縁起物ではなく、日々の暮らしを支えてくれる“お守り”としてより身近な存在になります。
自分の願いに最も寄り添う色と、もっとも自然に目に入る場所を選んで、あなたらしいだるまの飾り方を楽しんでみてください。
m.m.d.でみつけるだるま
モダンなデザインでインテリアにも馴染む、陶磁器の置物「Jeramic DARUMA」(ジェラミックだるま)。
首元には12種類の天然石がきらりと輝く特別なだるまです。
ガラスのようにつるりとしたなめらかな肌と、現代のライフスタイルに溶け込むシンプルなデザインは、手のひらサイズでどんな場所にも溶け込みます。

















