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【Vol.4】職人の“勘”が生み出す、かたちの美しさ。Jeramicだるまの成型を担うフジコウセラミック

Jeramicだるまの最終工程を支えるのは、瀬戸の地で長年磁器をつくり続ける「フジコウセラミック」さん。
整型から素焼き、本焼きまでを一貫して行う工房で、m.m.d.のJeramicはこの場所で生まれています。

一見すると「型から外して焼くだけ」に思える工程。
しかし実際に現場を見てみると、その単純な言葉では言い表せない、職人の判断と経験の積み重ねがありました。

数字では語れない、“感覚”の世界

土は生きもののようです。
その日の気温や湿度によって、柔らかくもなり、締まりもします。
だからこそ、同じ型でも毎回同じようにはいきません。

職人さんたちは、手のひらやホースの動きで土の感触を確かめながら、わずかな変化を読み取っていきます。
「今日はちょっと乾きが早いな」
「この土は少し力を抜いた方がいい」

そんな言葉が自然と交わされる現場は、まさに“数字では測れない”世界。
タイマーもメーターもないかわりに、長年の経験と“勘”がそのすべてを導いていました。

「乾かす」も、「焼く」も、ひとつの作品づくり

型から外したばかりのだるまは、まだ水分を多く含み、とても繊細。
ほんの少し早く乾かしすぎても、形が歪んでしまいます。
かといって湿ったままでは焼成中にひびが入る。
窯に入るまでの“乾かす時間”もまた、職人の腕の見せどころです。

そして釉薬をかける工程もまた、慎重そのもの。
Jeramicだるまのやわらかな白は、釉薬の濃度によって大きく表情が変わります。
厚すぎれば重く、薄すぎれば透けてしまう。
その日の気温や窯の状態を見ながら、ほんのわずかに濃度を調整していくのです。

同じ型なのに、同じ顔がひとつとしてない理由

型成型でつくっているとはいえ、同じだるまはひとつとして存在しません。
土の状態、釉薬の流れ、火のあたり方。
そのすべてが微妙に異なり、それぞれが“個性”となって焼き上がります。

整ったフォルムの中に、少しだけ残る手のぬくもり。
それが、機械的な量産品にはないJeramicだるまの魅力だと感じます。

見えないところに宿る「手しごと」

実際に現場を見ていて感じたのは、
「型から外して焼くだけ」では到底語りきれない手間と繊細さでした。
土の硬さも、乾かす時間も、釉薬の濃度も、
決まった正解はなく、すべて職人の勘で判断されています。

それはまるで、音楽家が耳で音を調整するように、
手で土を感じ、目で焼きを見極める世界。
その積み重ねが、ひとつの“かたち”に宿っていくのです。

見えない部分にこそ宿る、手しごとの美しさ。
Jeramicだるまを手にしたとき、少しでもその背景を感じていただけたら嬉しいです。

Jeramicだるま — 伝統と感覚がつくる、やさしい存在

東直子さんによる一位一刀彫の原型、
瀬戸焼の技術を活かした成型と焼成、
そして職人たちの“勘”による仕上げ。

多くの人の手と感覚が重なり合って、ようやくひとつのだるまが生まれます。
だからこそ、同じ形の中に、それぞれ違うあたたかさがあるのだと思います。

フジコウセラミックのご紹介

株式会社 フジコウセラミック

藤井 成啓 さん

陶磁器の産地・愛知県瀬戸市で製造を手がけるフジコウセラミック。
昭和35年に小さな製陶所からスタートし、現在では業務用の白磁食器からインテリア雑貨、オリジナル商品のOEMまで、さまざまなかたちの“器”をつくり続けています。
HP:https://fujicou.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/fujicou_3/

Jeramic DARUMA

モダンなデザインでインテリアにも馴染む、陶磁器の置物「Jeramic DARUMA」(ジェラミックだるま)。
首元には12種類の天然石がきらりと輝く特別なだるまです。

ガラスのようにつるりとしたなめらかな肌と、現代のライフスタイルに溶け込むシンプルなデザインは、手のひらサイズでどんな場所にも溶け込みます。

Jeramic DARUMA / 白

Jeramic DARUMA / 赤

Jeramic DARUMA / 黒

Jeramic DARUMA特集

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