心も身体もあたたまる土鍋のお手入れ方法

Tips!
土鍋を長く楽しむために

使うたびに風合いが増す土鍋。経年変化を楽しみながらも、カビやにおいうつりなどはできる限り防ぎたいもの。土鍋を長く使い続けるために、焼きものの町・瀬戸で、長年土鍋やオーブンウェアなど直火対応の商品を製作する、生宝陶苑さんにコツをお聞きしました。
01
使い始める前に「目止め」がおすすめ!
「陶器、特に土鍋のような荒土で製作した製品は、吸水性が高く、食品の水分や油分、においが染み込みやすい性質を持っています。使い始めに「お米のとぎ汁」を使用して煮立たせることで、においうつりやカビが染み込みにくくなります。」
<やり方>
1.食器用洗剤でさっと洗い、しっかり乾かしたら、お米のとぎ汁 約500mlを土鍋に入れて中火にかけます。2.沸騰してからはふたをせず、弱火で30分ほど煮てください。
3.火を止めてお鍋が冷めたら、とぎ汁を捨てて、しっかり水洗いをします。
4.時間をかけて乾かしましょう。一晩ほど乾かして、鍋の裏面が完全に乾いていたら目止めの作業は完了です!
02
汚れやにおいは重曹で落として
「においや汚れが気になったときは、「重曹」を使用すると比較的簡単に落とすことができます。」
<やり方>
1. 土鍋に水を 8 分目までいれる。2. 重曹大さじ 3~4 杯をいれて混ぜる。
3. 火にかけて煮立たせ、沸騰したら火からおろし 30 分ほど放置する。( 汚れがひどい 場合は一晩放置してください。)
4. 汚れた部分をスポンジで優しくこすり落とす。

Point!
吸水性の高い土鍋にとって、においうつりは長く使うほどになかなか避けられないもの。なかなかとれないときは潔く、ごはん炊き専用、お料理専用など、用途を限定するのも手です。土鍋に染み込んでいく香りや味わいを大切にしている飲食店さんもあります。














Point!
とぎ汁に含まれる「でんぷん質」によって、陶器表面のでこぼこがコーティングされ、シミやひび割れの予防にもなります。